平成16年1月号



旬鮮刺身盛合わせという発想の原点

旬鮮刺身七点盛

 商品内容

  1. メジナ
  2. ハガツオ背
  3. 生サンマ
  4. ハガツオ腹
  5. カマス
  6. コチ
  7. 太刀魚


中身は「養殖魚や解凍魚の組合わせばかりでよいのか」という素朴な疑問。

鮮度の良い生魚の刺身盛合せが魚売場にない。

最近刺身が売れないと嘆く前に考えて見てほしい。
 お客様はいつも同じ顔触れの養殖魚や解凍魚で満足しているのか、という疑問を感じたことはないだろうか。
 海で「つくられた魚」が、まるで豆腐と同じように毎日安定した価格で、いつでも入ってくることを良いことに、定番刺身と称していつも同じ魚の組合せで刺身を造っていないだろうか。
 それが自分たちの売上限界をつくり、自分の首をしめているということにどれだけの人が気づいているのだろうか。
 「魚屋の刺身」というのはどうあるべきなのか、いちど原点に戻って考えてみてはどうだろう。
 考え直すことで、もしかすると今まで気づかなかった「宝の山」を発見することになるかもしれない。           


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